チョーク

チョークとは

チョークは、エンジンを始動しやすくするために、空気の流れを一時的に制限する装置です。特に寒いときや、長時間エンジンを使っていなかったときに、燃料を濃い状態にして始動を助ける役割があります。 エンジンをかける際、燃料と空気が混ざってエンジン内部に送られます。しかし、気温が低いと燃料が気化しにくく、燃焼も起こりにくくなります。そこでチョークを使い、空気の量を減らして燃料の割合を高めることで、燃えやすい混合気を作ることができます。 多くの船外機では、手動でレバーやノブを引くタイプのチョークが搭載されています。一部のモデルでは、自動で作動する「オートチョーク」機能が付いているものもあります。